lesson 1 ポストハーベスト「ポストハーベスト」とは、ポスト・ハーベスト・アプリケーションの略称です。 「ポスト」は「後」、「ハーベスト」は「収穫」、「アプリケーション」は「使用」という意味とのこと。 収穫後の農産物の品質を保つために使う農薬のことで、現在は日本では禁止されています。 主に海外より輸入されている農産物がこの農薬の問題となっています。 ポストハーベストの最大の問題は甘い許容基準にあります。輸入される作物(果物・野菜等)は国内よりも 甘い許容基準で農薬が散布されているため、その毒性が危険とされているのです。 例えば、レモンに散布される「OPP」という殺菌剤は発ガン性が確認されているため、日本国内では禁止されているのですが、 ポストハーベスト農薬として大量に使用され輸入されているのが現状です。 その他にも「TBZ」(催奇形性)、「臭化メチル」(発ガン性)などその毒性が確認されているのもかかわらずポストハーベスト農薬として日本国内に輸入されています。 さらに、じゃがいもの発芽防止の除草剤に関しては日本の基準の約1000倍もの差でその使用が認められているのが現状です。 小麦に関してはそのポストハーベスト農薬で約7年間も虫がつかないといわれているほどです。 レモン、グレープフルーツ、オレンジ等、アメリカ産やオーストラリア産は避けた方が良いと思います。 あとファーストフードのポテトは輸入されたじゃかいもを使用してます。 登録基準値の数十倍の除草剤(クロルプロファム)が検出されたという報告もあります。 NOと言い続けなければ改善されない状況です・・・まさにほとんどの人が知らされてない事とはいえ・・・本当にこれで良いのでしょうか?良いわけが無い・・・ 先日スーパーで買い物していたらシリアルが安かったので買いました。○ルビーのブラウ○シュガー¥198(税込み)です。 ●保存料・着色料は使用していません。●非遺伝子組換えのコーンを指定して輸入しています。と枠内にちゃんと書かれてあります。 輸入コーン=ポストハーベストが気になる・・・しかしその事に対する表示はありません。 その下の枠に「特定健康保健食品と異なり厚生労働大臣による個別審査を受けた物ではありません。」と ちょっと気になるただし書きがありました。とても気になって厚生労働省の個別審査とやらを調べてみました。 健康食品表示の中には「特別用途食品」「保健機能食品」「健康補助食品」「栄養補助食品」と分けられていて 個別に審査され証明された食品のみ「特定健康保健食品」と書くことが出来、国の認可なしで表示してはいけなくなったらしい。 う~これではポストハーベストが使用されたコーンが使われているか分からない~~。子供も食べる物なのに・・・。 ホームページから質問してみましたが返事のメールは返ってきませんでした。 というわけでお客様相談室に電話掛けてみました(爆)かなりしつこい?(; ̄ー ̄A アセアセ(受付時間 月曜~土曜9:00~5:00) お姉さんが出て、原料のコーンはアメリカからの輸入コーンですか?と尋ねるとそうです。という答えでした。 その輸入コーンはポストハーベストが使用されてますか?と聞くと「お調べしてお電話でお返事します。 どういう種類のポストハーベストが気になますか?」と聞かれました。 種類の問題じゃなくて使用されてる事自体が論外なんちゃう?と一瞬思いました。 翌日「ポストハーベストにお問合せをお寄せいただきましてありがとうございます。 カルビーでは原料毎に残量基準をクリアしたものを輸入しています。」というメールでの回答が返ってきました。 それって使用されてますって事ですよね?もう安くても買いたくないと思いました。 これらの問題の根底には食料自給率があると思います。国内で生産出来れば、わざわざ遠くから薬品を大量にかけて運んでくる必要もないのだから。 それに食料の問題は直接的に生命の存続への影響を及ぼす問題です。人口爆発で世界的な食料危機が起こったら・・・日本はどうなるの? |